憧れ美女のひとり起業の仕方
3ヶ月で本当に好きなことで自立する!
美起業プロデューサー misaco(櫻井美沙子)です。
前回までのお話
私がこのお仕事にたどりつくまでのお話(7)決意
私がこのお仕事にたどりつくまでのお話(8)本を出版!
表参道の「企画室」を閉鎖したい!と思いつつ、
なかなか承認を得られなかった私のもとに訪れた
強面のおじさまたち。
彼らは一体何者?
当時、私たちが借りていたオフィスは表参道の駅から徒歩1分という好立地。
そう。彼らこそ。
JI・A・GE・YA
「地上げ屋~」でした。
*「O・MO・TE・NA・SHI おもてなし~」のパロディです。ふるいっ!
なんでも、ビルが相続により売却されたということで
いたって落ち着いた真摯な態度で(それがこわいw)
「ここね。私たちのものになったんで、
出て行ってもらえますか?」
的なことを言われました。驚
めっちゃくちゃびっくりしたんですが
私は心のなかでガッツポーズ
(こりゃ、立ち退き料もらえるんじゃ!?)
でも、表面上は驚いて困った顔で
「えー!!それ、急に言われても困りますぅ~」
と言って見せました。
そして、そこから彼らとの交渉の日々。
結果、私は
地上げ屋に立ち退き料として請求し、
(つまりこの事業にはほとんどお金がかかっていないというミラクル!)
「オフィスもなくなるし・・・やっぱり異動したいです!」
と異動希望を再度伝え、
オフィスを撤収し、
新たな職務につくことになりました。
そして、希望通りバックオフィスへ異動した後は
ものづくりから一転、
業務改善や事業企画などに携わりました。
この「社員の“こころ”を動かす企画」というのが
想像以上に楽しく、
結婚を機に退職するまでの約5年、
業務の効率化や
ワークライフバランス、女性の活躍推進などの
プロジェクトリーダーとして
様々な経験をさせていただきました。
この時、色々な方に
「全然違う仕事やってるね?楽しいの?」
ってよく聞かれました。笑
私にとっては
「誰かが“かわいい”“欲しい”」と思うものをつくるのも
「誰かが“不便”“働きづらい”」と思っているものをもっと分かりやすくしたり、環境を改善したりする施策をつくるのも
全く同じ「企画」でした。
やっぱり、私は「企画」が好き!
そして、私の企画の根底にあるのは
常に「誰かの“こころ”を動かす」こと。
物事の本質を見て、課題を解決する。
ありそうでなかったものをつくる。
それが私にとっての企画。
そんなことを再認識した瞬間でした。