櫻井美沙子です。
起業コンサルをしていて沢山の方にお会いするのですが
それ以前の会社員時代の経験上からも
「この人、このままでは結果が出ないだろうな」っていうのが
なんとなくわかってきます。
大きく3つに分けて解説してみました。
(1)決められない
決められないことが悪いわけではないのですが
決められないという現状(理由)に向き合わず
ずーっとループしている状態の人がいます。
考えてみてください。
例えば、服を買う時、どうやって決めますか?
「暖かくなってきたから」
「あのスカートに合わせたいから」
「こういう風に見える洋服が欲しいから」
「私の好きな色だから」
きっと、決める理由があるんです。
決められないということは、
決める基準が明確じゃないから。
限られた予算やお家のスペースを考えて
優先順位をつけて買い物をしているはずなのに
自分のビジネスに関しては
どうもそうやって「なぜこれがやりたいのか?」というところにきちんと向き合わずに
いつまでも決められない状態の人がいます。
こういう人の特徴は、その割に漠然と「早く稼ぎたい!」という目標があり、
形にならないということで気持ちばかりが焦るので、
目的を見失ってしまい
「すぐにお金になること」
などを模索し始めたりするため
余計「決められない」負のループにはまっていくのです。
もう一つの特徴として、こういう時に「色々な人に会いにいく」というのを「とりあえず」やってしまう。ということ。
目的がアバウトな状態で「人に会って何かヒントを得よう」というのは、非常に危険です。
余計ブレていきます。
人に会うときには「何を得たいのか」を明確にすることが大切。
「なんとなく、ヒントが得られたらラッキー」というのは、人に自分の人生を委ねている状態で、それって実は依存です。
そういう状態では、新しい人に会うたびに「刺激」を受けて、選択肢ばかりが増えていき、いつまでたっても「自分」のビジネスができません。
答えは「自分の中」にある。そこに気づくことが大切。
決められない自分を受け入れる。
私は「決められない」ということよりも
「決められない」のに「焦る」ということが一番危険だと思っています。
人は「焦っている時」、いつもできる決断ができなくなったりしますよね?
(2)言い訳をする。「できる」ための努力をしない。行動しない。
できない言い訳をする人が多いです。
「お金がない」
「時間がない」
そもそも自己投資したり
取り組むための努力をしないで
はじめから
「そんな風にできない」と決めつけている人が多いです。
でも、結果を出している人は「やっています」
もちろん、同じような結果が得られる
自分なりの別の方法を見つければいいと思いますが
「ただ」できないから、やっていない
という状態の人がいます。
またドラえもん(笑)
(3)素直じゃない・礼儀正しくない・約束を守れない
このあたりのことがかけていると
せっかくメンターがいても結果が出にくいと思います。
「好かれる」ために何かをするということではなく
やっぱり人と人なので信頼関係が大切だと思うので
信頼関係を築くためには
礼儀正しさや約束を守るっていうのはとても大切だと思います。
そして、メンターの言っていることが「絶対」ではないですが
もし、違うと思うなら徹底的に話をした方がいいし
自分の中に答えがないなら「まず、言われたことをやってみる」
やってみてから、気付きがあれば話し合ってみる。
こういう姿勢が大切かなと思います。
だって、メンターはあなたのビジネスを「良くしたい!」と思っているんですから
でも、話さないとわからないんですよ。
「問題」がわからないと「解決」できないんです。。
残念ながら。
起業はビジネス戦略だけではどうしようもない部分があります。
それはこういったマインドの部分。
まずは、今の自分を受け入れる、知るところから始めるのが良いかなと思います。
ダメ出しをするということではない!ですよ。
どうしてそうなっているのか、というところを見つめるっていうこと。
それが結果への近道かな?と思います。