自由に生きる力を育てる「ビジネスデザインLab」主宰 櫻居美沙子です。
最近強く実感していること。
それは、私を成長させてくれるのは
「経験」以外にないということ。
私は全くの未経験から
宅建を取得して
そこからすぐに不動産業をはじめました。
わかってはいましたが
やはり、
勉強と実践とでは全く次元が違います。
勉強で学んだことが
実践で役に立つのはいうまでもないですが
その知識だけでは「宅建業」を営むには不十分過ぎます。
だから、実際に
業務をしながらひとつひとつ実践し
実践しながら、疑問に思ったことわからないことを
調べ、学び、動いてみるとまたわからないことにぶつかる・・・。
ということをやっています。
1つの経験をすると
0から1になるとして、
0と1では正直全く違う世界です。
では、0の状態から1になるために
何をすればいいのか?
それは
間違いなく「勉強」ではなく「経験」です。
具体的な「実践」の機会がなければ
経験はできませんので
「実践」命なんです。
正直、すべてのことが初めてですから
ドキドキだしテンパることもあるし
サポートしてくれる周りの方がいなければ
一人では絶対に無理だなぁと思っています。
(私には、助けてくれる最強のできる不動産マン&ウーマン、司法書士、税理士などのエキスパートの方々がいてくれています。本当に感謝!)
それでも、1つの案件をやり遂げたら
自分の経験値は確実にアップします。
ちょうど昨日、銀座でかなり手広くやられている
年配の弁護士の先生とお食事をさせていただく機会がありましたので
私がそういう(まだまだ勉強しながらです、という)お話をしたところ
その先生が
「私もそうでしたよ。依頼が来たら調べて、やってみて。それが経験になって、少しずつできることが増えていく。それはいつになっても同じですよ。」
とおっしゃってくださって。
なるほどなぁと思いました。
もちろん、全くの0からはじめたから
本当に綺麗な0なのですが
弁護士の先生のお仕事も
不動産のお仕事も
全く同じケースが来ることなんてなくて
その度に、調べて、学んで、、、
それを繰り返すことがこの仕事なのかもしれないな。
って。
でも、これって
もしかしたら普通の会社員のお仕事にも当てはまっていて
全くのルーティン業務でもない限り
「はじめて」というのはどこかにあって
そういえば、バンダイの時にも
「文房具」を作る
とか
「カラフルなパターンのぬいぐるみ」を作る
(しかもそのカラフルの位置が全部決まっている)
とか
「全ページ袋とじの装丁にもこだわった書籍」を出版する
とか
「リモコンで動く2足歩行の小さなぬいぐるみ」を作る
とか
商品企画をするたびに
どうやって実現しよう?
って、メーカー(工場)さんや
ブレーンさん、開発担当と連日悩み抜いたものです。
私は、どこかで
不動産業における
自分の経験不足を卑下したり
恐縮してしまうことが
ありましたが
誰もが最初は0だし
1の次には2があるし
「全部知ってる」なんてことは永遠に来ないわけで…
「調べて、学んで、実践して、経験して、ものにする」
というサイクルをこれからも積み上げていく
それが「当たり前」なんだな。
と気づきました。
本を読んだり
人の話を聞いたり
何かを学んだり
それも悪いことではないですが
やっぱり
実際に「経験」することでしか
真の成長はできないのではないか。
と強く実感している今日この頃です。
桜の蕾がどんどん大きくなってきて
内なるパワーを感じます。
もう春はすぐそこですね!
動きましょう。