昨日今日のトウキョウは暖かいですね。
でも、来週のクリスマスウィークからは一気に冷え込むみたいですよ。
ホワイトクリスマスも夢じゃないですねo(^▽^)o
でも。
いつも不思議なのです。
冬に。夏の暑さを思い出してみようとしても
なかなかあの「あっちぃ~(-。-;)」感覚を
明確に思いだせないんですよね。
「暑い」ってことはわかっても。
どれくらいどんな風に暑かったか。
体感として思い出すことができないんです。
もう30回も経験しているのに…。
同じように、夏になると
どうがんばっても「冬の寒さ」を思い出すことができない。
人間って不思議な生き物ですね。
器用なんだか不器用なんだか。
よく、「失ってはじめて気づく」とかって言いますけど。
それも不思議で。
例えば。
爪が折れただけで、不自由を感じたり。
歯が欠けただけで、物が食べずらい。
喉が痛いと、しゃべり辛い。
熱っぽいと、動くのが億劫。
お腹が痛い。
頭が痛い。
筋肉痛。
いっぱい体験したことがあるのに。
今一度。同じ状況にならないと、
その時の「不自由」を忘れてしまったりする。
健康がいいことは誰にだってわかるけど。
案外、ちょっとした変化で不自由を感じて。
感じるたびに
「小指の先が動かないだけでこんなに不自由なんだー」
なんて具合に
改めて、『健康体』のありがたさを感じるくせに。
治ってしまうと忘れてしまうのね。
「失って初めて気づく」
なんて、そんな複雑なことしないで。
失う前に、きちんと
大切なものを大切だと
実感できる。
そんな感覚の優れた
生き物になることは
できないのでしょうか。
ちなみに。これは少し意味が違いますが
痛みはきちんと脳に記憶されるみたいです。
だから、一度すごい痛みを味わうと
その次に似たような症状になった時。
「きっとすごく痛いんだ!」と痛みに対して敏感になってしまうらしく
女性の生理痛なんかは
痛みを我慢しないで痛くなる前にお薬を飲んだほうがいい。
と言われるのは、そういう意味もあるらしいですよ。
でも、これはあくまで。
「痛みを感じる状況になってから」の
脳の働きで。
まったく関係ないときに
「痛み」を思い出すことは
やっぱりできないですよね。
人間は複雑なのか。
単純なのか。
「感覚の記憶と忘却について」みたいな
研究されている方。
いらっしゃいましたら
教えてくださいm(__)m