後にも先にも。
私が、スポーツのことに触れるのは
今回だけかもしれません。
子供の頃からスポーツ観戦には無縁で。
よくいるおんなの子のタイプです。
「スポーツとか良くわかんなくって~」
はい。
直します。
食わず(見ず)嫌いは直します。
とはいえ、
「見ろ!」って言われてみるもんじゃないですよね。
(ちょっと開き直り)
そんな、私でさえ
今回の「トリノオリンピック」の存在はうすうす感じていて
(ワールドカップとか、ホント無縁なので気づかないことすらあります。)
その中でも、
荒川静香選手の金メダルは
タイムリーで見たわけではないですけど
ニュースで見て、感動しましたよぉ~(涙)
何が、って。
「イナバウアー」
(↑これまた名前が良いんですよね。興味が湧く感じ。)
「イナバウアー」ですよねっ!
(↑ただ言いたいだけ?)
いやいや。
「イナバウアー」なんですよ!
(↑しつこい?)
荒川選手の「イナバウアー」に対する想い。
それに感動したわけです。
はい。調べました。
私、気になることはすぐ調べるんです。
(でも、間違ってたらごめんなさい・・・!)
なんでも、フィギュアの評価基準が見直され
新採点方法では得点の対象にならないとか。
荒川選手自身も
過去に
「(ポイントを考えるなら)イナバウアーは無駄」
と発言して一度封印した経緯があるそうです。
ですから
オリンピック出場権をかけた
最後の試合でも、
「イナバウアー」をいれなかった。
でも、今回トリノではその封印をとき
復活させたわけです。
正確なコメントは忘れましたが、
「やっぱりオリンピックでは、
自分らしい演技をしたかったから、
イナバウアーは絶対やりたかった」
みたいなことを言ってました。
競技の評価基準だとか、
ポイントとかにこだわりすぎず
「自分らしさ」を表現することが
大切。
と考えた荒川選手に
私も金メダルをあげたいです!
(ずうずうしい?)
ホント。
この文章書いていても
泣きそうになりますもん。
感動して。
みんな、あるじゃないですか
「勝負どころ」
日々。
もちろん。
オリンピックみたいな
大舞台とは違うけれども。
「勝ち」たい・・・。でも
「勝つ」ポイントと
自分の「ウリ」が違ったら?
そういうシチュエーション。
どこかにあるじゃないですか?
もちろん
「自分らしく」
行くことだけが
正義ではないし、
「自分らしさ」
は変わっていくものだから
時には違うこともやってみる。
でも
今回の
「イナバウアー」に関する
荒川選手の
想い。
封印したときの
想い。
「やっぱりやりたい」
と思ったときの
想い。
それは、
やっぱり
日々の「勝負どころ」で
どう
戦っていくか。
という
「自分らしさ」
の見せ場。
を考えさせられた
感じです。
・・・イナバウアーですよね。
ちなみに、
イナバウアー[ina bauer]:
フィギュアスケートのテクニックの一つ。
開いた両足を前後にずらし、
両足のつま先を外側に向けたまま滑走する。
1950年代に活躍したドイツのイナ・バウアー選手に因む。
らしいです。