なんだかプレゼン絡みのお話が続いています。
別に私がやるわけではないのですが
プレゼンの準備のフォローを数件しています。
全体の構成考えたり
資料の中身チェックしたり
色々、アドバイスしたりしています。
そんな中。
タイムリーに、
こんな質問を受けました。
「プレゼンの時の洋服選び」について。
ある女性誌の記事を書くために
参考として聞かれたのです。


以前、「企画書の作り方」という取材を受けたことがあって
そのときにも話したのですが
私にとって、
「プレゼン」って
『資料と構成とプレゼンター自身』全てで表現するものだと思っています。
誰に聞いてもらいたいか。
誰に理解してもらいたいか。
そのターゲットに向かって
その人の理解が深まり、その人が「欲しい」と思う形を見せてあげるのだと思います。
スクリーンに映し出される資料
全体の流れ
自分自身の話し方・服装
音楽
全てが一貫してひとつの世界観を作るのだと思います。
新規事業であればその新規事業の
「新しさ」と「価値」がわかる世界観。
それを、作らなければいけないんだと思っています。
だから、
資料や服装も表現のひとつです。
相手の心をつかむためにどうすればいいかが軸になります。
ここでポイントは「押し付ける」のではなく「つかむ」のだということ。
つまり、
相手が到底理解に苦しむような突拍子もない表現方法で
「こういうもんだ!わかるだろ!」とやるのは
「押し付け」であると思っていて、
相手の予想の範囲をほんの少し超えて見せる、くらいが程よいと思っています。
逆に、そこで人の心をつかめなければ
その企画自体の内容も問われると思います。
業務改革だって
新規事業だって
商品企画だって
企業や社会でどんな意味があるのか
それを読み取れないと
できないことだと思います。
「人に伝える」ことは
「人にどうすれば伝わるのか」を読み取ることです。
企画自身がいいものであれば
自動的にプレゼンもよくなるはずです。
ま、極端ですけど。。。
そう思います。
「伝える」って本当に難しいけど。
結局は相手の気持ちになるってことなのかもしれないですね。
私は、プレゼンも企画書作りも大好きです。
自分のイメージがどんどん形になっていく作業。
わくわくします。
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