誰かのことを理解したくて
その人のことを深く深く考えていると
その人について深く深く考えているはずなのに
気が付くと
自分と向き合っているような気がしてきます
いや。
「気がしているの」ではなくて
実際そうなのだと思います。
最近読んだ「アドラー心理学」の本にこう書かれていました
「人は一人で生きているのではなく<人の間>で生きています。わたしたちは一人で生きているのではなく、他の人の間で生きているということができます。」
「ある人に起こっていることを理解するためにはその人がまわりの人に対してどんな態度を取っているか調べなければなりません。」
私は、他人を通して自分を知ったので
これとは逆かもしれませんが
でも、やっぱり
「個人」というのは「対人関係」の中で考えるべきものなのだなぁと改めて思いました。
昔、本屋さんで立ち読みした
「鏡の法則」もちょっと似ているかも。
人との関係を通して
自分のことを見つめる。
これも今の私には必要な時間だったのかもしれないな。
人は急に変われるわけじゃないけど
少なくともその人との関係は
自分の接し方ひとつで少しは変わるかもしれない。
そんな風におもいました。