大阪出張で訪れたUSJで気づいた
私たちのビジネスに活かせる
「ビジネスデザインのもと」について書いています。

 

全部で5つにまとめてみました。
(タイトルをクリックでバックナンバーに飛びます)

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(1)興味ないはずなのに、だんだん行きたくなる! 仕掛け
(2)なぜか、ディズニーランドに行きたくなる!?
(3)よく知らなかったのに、なぜか「好きかも」ってなる秘密
(4)いつ売るか?どこで売るか?を考える
(5)知っているから行きたくなる
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というわけで今日で最後!!
(5)知っているから行きたくなる 
 
です。
 
 
これは、「行きたい!」という気持ちを作る「情報の伝え方」です。
 
 
ブログのライティングに関して
よくこんな質問を受けます。
 
 
 
「ブログにどこまでサービスの内容を書けば良いですか?」
「あまり手の内を見せてしまうと、競合に真似されてしまうかもと不安です」
「ブログに答えを全部書いてしまうと、お客様は来ないんじゃないでしょうか?」
「続きは会いに来てくださいね。という風に次に繋いだ方がいいのではないですか?」
 
 
 
私の答えは。
 
 
超シンプル。
 
 
 
 
 
 
です。
 
 
 
私は常々、自分もそうしていますが
継続コンサルメンバーにも
「出して損する情報なんてない!」
「知ってることは全部伝えたっていい!」
こう伝えています。
 
 
 
 
なぜか?
 
 
今回のUSJを例に取ると。
 
 
 
 
私たちは
「USJにどんなアトラクションがあって、どこがみどころか?」を知っています。
なんなら、リピーターの方は「知り尽くして」いますよね。
 
それでもUSJに行きます。
 
 
では、逆に

USJがどんなテーマパークで
どんなアトラクションがあるのか
どんなキャラクターがいて、どこが面白いのか

知らなければ・・・行こうと思うでしょうか?
 
 

意図的にそういうアプローチをすることはあるかもしれませんが
基本的には、テレビ番組などで盛んに取り上げてもらって
テーマパークの隅々まで案内しています。
 
 
つまり
 
「知ってもらう」ことで「行きたくなる」ようにしているのです。
 
 
もちろんUSJが「体感」するものだから。
という点もあるかと思います。
 
 
でも
これは、何もUSJに限ったことではありませんよね。
 

 
例えば「モナリザ」

 
その絵は教科書にも載っていますよね。
誰もがパッと浮かぶかと思います。
 
 
 
では、あなたが初めてパリに訪れたとして

「せっかくだからモナリザを見よう」
となりませんか?

「いや、あの絵は、教科書でも十分見たし
ネットで検索すればたくさん出てくるからわざわざ見なくていいよ」
ってなりますか??
逆ですよね。
「一度は実物を見てみたい」
そう思うのではないでしょうか?
最近私がはまっているキングコング西野さんは

「えんとつ町のプペル」という絵本を
全ページ無料で公開されました。
「安売りするな!」
「クリエイターにお金が回らなくなる!」

そんな声をよそに無料公開後翌日には
売上がぐんぐん伸びてAmazon書籍ランキングで1位になったそうです。
人は「知らない」ものよりも「知ってる」ものに
お金を払う、見たくなる、行きたくなる
そんなことが言えるのではないでしょうか?
なぜならば、すでに「いい」とわかっているからです!笑
では、私たちの仕事にそれを置き換えられないでしょうか?
コンサルタントやカウンセラーのように
「もの」のないサービスを提供している場合
大抵は「ノウハウ」や「知識」を伝えることになると思います。
では、そのノウハウや知識は「出し惜しみ」した方がいいのでしょうか?

私は思っています。
自分のノウハウや知識は著作権で守れるほど特別なものでないと。笑
ノウハウや知識はだいたい検索したら出て来ます。

でも、それを使って実際にやってみたことの結果や経験
そして、それを受け手の自分なりの考えはオリジナルです。
その数が多ければ多いほど
それは
「いいもの」という「信頼」につながるのではないでしょうか?

そして、その情報によって
「真似される」「お客様が来ない」
リスクと

「いいもの」として「信頼」されるメリット

どちらがいいでしょうか??

情報を出さなければ、誰にも「いい」と思ってもらえない。

それでは、本末転倒ですよね。

ですから
情報は出し惜しみしないほうがいい。
そう思っています。

もっというと。

そんなところで「出し惜しみ」しないと
お客様に来てもらえないサービスなら
Google検索と同じレベルしか伝えられないなら
その商売は長く続かないと思います。

なので。

お金をいただくのはやめたほうがいい。とさえ思っています。笑
 
というわけで
 
 
自分の知っていることは
どんどん還元して行きたい!
 
私はそんな気持ちでコンサルをしています。
 
 
ご自身のビジネスはもとより
コンサルを選ぶときの参考にしてみてくださいね!